廃棄物処理・リサイクル「安心・安全」の全国ネットワーク
2020年1月27日(月)、東京国際フォーラムにて、ESJ14周年記念 新年の集い を
開催いたしました。
■日時:2020年1月27日(月)12:30~17:00
■場所:東京国際フォーラム(G409)
【スケジュール概要】
12:35 ご挨拶
12:45 ESJアワード2019(表彰)
13:05 基調講演
『我が国のプラスチックを取り巻く動き』
環境省 環境再生・資源循環局 総務課 リサイクル推進室長 冨安 健一郎 氏
13:55 『資源循環政策の今後の展開』
経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課長 横手 広樹 氏
14:35 ESJネットワーク活動ご報告 ほか
15:20 基調講演
『我が国の資源循環利用における未来図
-「循環経済ビジョン」をふまえた経済と環境のwin-win-』
中部大学経営情報学部教授 細田 衛士 先生
16:50 閉会の辞
17:00 懇親会 東京国際フォーラム(G402)
旧年中は格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。
弊社の「優良な廃棄物処理・リサイクル事業者「安心・安全」の全国ネットワーク(ESJ)」は、
2006年1月の設立からお蔭様で今年14周年を迎え、 認定企業も全国56社
(総売上規模1,100億・総従業員数 5,820名)となりました。
ここに改めて認定企業の皆様および御取引先、関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。
昨年はSDGsが広く知れ渡り、その取組への必要性がより鮮明となった年です。
各認定企業様の発行するCSRレポートにおいても様々な目標設定を見ることが出来ました。
静脈産業とも呼ばれる廃棄物処理・リサイクル業界は、特に12番目の目標「作る責任・使う責任」が
関係して参りますが当社は設立以来、この業界に対し「優良ネットワーク構築」と「教育研修事業」を
徹底して実施して参りました。
昨年はドライバー向けの携帯マニュアルと、実車活用型の検定試験を提供開始することが出来ました。
開発には多大の時間を要しましたが、設立以来の目標でもあったこれらのリリースは
「安心・安全」への大きな一歩と捉えております。
動脈産業と呼ばれる排出企業の皆様に向けては「適正処理支援事業」として、
特に環境を意識されておられる大手企業様を中心に、廃棄物処理の側面支援をさせて頂いております。
「排出事業者責任」の流れは一層強まる一方で、現場においては個別のニーズが存在し、
細やかなサービスへの要求は高まっています。適正な形でこれらを支援させて頂くことは、
SDGsや国の目指す「持続可能な」社会の実現へとつながるものと信じております。
SDGsの流れはもはや世界標準となり、それぞれの現場において具体的な取り組みが
始まっていることを実感しています。当社としてはこれらの流れをしっかりと、
「安心・安全」のサービスとしてご提供していくことが使命と捉えています。
特に静脈産業には各地域に根差した数多くの企業が存在しており、全国区の動脈企業の求めるニーズに
1社で対応することはほぼ不可能です。全国の優良な処理企業同士での連携はもはや必須であり、
ESJはそれらのニーズ双方に応えるための「静脈ネットワーク」でもあります。
また民間のみならず、官庁や自治体と連携・協働する流れも一層加速しています。
一昨年度からは東京都様と「より高度な収集運搬・リサイクル」に関する実証事業にも
取り組みをさせて頂いています。今年は東京オリンピックが開催されることから、
特に日本・東京が世界の注目を集めることとなります。
わが国には優れた廃棄物処理・リサイクルの技術、ノウハウがあり、
それらを有する企業が数多く存在しています。
この機会に世界に向けてアピールすることができることを願ってやみません。
改めまして、本年の皆様のご健康とご健勝を祈念申し上げ
新年のご挨拶とさせていただきます。
エコスタッフ・ジャパン株式会社
代表取締役 田部和生